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第2章 - セクション1

リンクと画像の世界へようこそ

WEBの核心であるハイパーリンクと視覚的コミュニケーションとしての画像の重要性を理解する

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先生、第1章でHTMLの基本はわかったんですけど、まだただの文字の集まりって感じで…。WEBページみたいに、他のページに飛んだり、写真を見たりするにはどうすればいいんですか?

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まさに、そこが今回のテーマだよ!今回は、WEBページをただの文書から、もっと面白くて便利なものに変える「リンク」と「画像」について学んでいこう。

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リンクって、他のページに飛ぶやつですよね?でも、なんでそんなに重要なんですか?

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リンクがあることで、世界中のWEBページが繋がって、巨大な「情報の網」ができているんだ。これがまさに「World Wide WEB(ワールドワイドウェブ)」の正体なんだよ。

ハイパーリンクとは何か

インターネット上には何十億ものWEBページが存在していますが、それらがバラバラに存在しているだけでは、欲しい情報を見つけることは困難です。

ハイパーリンクは、異なるWEBページ同士を結びつける「橋」のような役割を果たします。

Page A
https://site-a.com
Page B
https://site-b.com
Page C
https://site-c.com

ハイパーリンクにより、たとえば、AさんのブログからBさんのレシピサイト、さらにCさんの写真ギャラリーへと、まるでWEBの世界を旅するようにページを渡り歩くことができます。 この図のように、異なるページ同士を結ぶ線がハイパーリンクの機能です。

ハイパーリンクの役割
  • 相互接続 ページ間を自由に移動できる仕組み
  • 情報の関連付け 関連する情報同士を繋げる
  • ナビゲーション ユーザーが迷わずに目的の情報にたどり着ける
  • WEBの基盤 ハイパーリンクがあるからこそ「WEB」と呼ばれる
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確かに、リンクがないと、毎回検索しないといけませんもんね。

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その通り!リンクがあることで、関連する情報を次々と探索できる。これが「ハイパーテキスト」の力なんだ。

WEBにおける画像の役割

テキストだけのWEBページも情報を伝えることはできますが、画像があることで、コミュニケーションの幅が大きく広がります。

テキストだけ
文章だけでも情報は伝えられますが、内容や雰囲気をすべて言葉で説明する必要があります。
読み手によってイメージが異なりやすく、複雑な内容は理解しづらくなることもあります。
写真・イラスト
リアルな情報や
感情を表現
図解・グラフ
複雑な情報を
分かりやすく整理

WEBページでは、画像が情報を分かりやすく伝える雰囲気や感情を表現するデータを視覚的に示すなど、さまざまな役割を持っています。テキストだけでは伝えきれない内容も、画像を使うことで直感的に理解できるようになります。

画像の役割とメリット
  • 視覚的理解 複雑な概念を図解で分かりやすく説明
  • 感情の伝達 写真やイラストで感情や雰囲気を表現
  • 情報の補完 テキストでは伝えきれない詳細を視覚的に提供
  • ブランディング ロゴやデザインでサイトの個性を表現
  • ユーザビリティ アイコンやボタンで操作を直感的に
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そういえば、画像があるサイトの方が見ていて楽しいですよね。

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そうだね。でも、画像はただ「きれい」だけじゃないんだ。適切に使えば、情報をより効果的に伝えることができるし、使い方を間違えると、逆に分かりにくくなってしまうこともあるよ。

誰もが使いやすいWEBを作るために

リンクと画像を使う際に、技術的な実装だけでなく、すべての人が使いやすく良い体験を提供できるWEBサイトを作ることが重要です。

アクセシビリティの基本

WEBサイトを作るときに忘れてはいけないのが、すべての人が使いやすいサイトを作ることです。これをアクセシビリティと言います。

配慮すべき障害・特性アクセシビリティ対応例
視覚障害画像に代替テキストを提供
聴覚障害音声情報をテキストで補完
運動障害キーボードだけでも操作できる設計
認知的配慮分かりやすいリンクテキストと構造
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代替テキストって何ですか?

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とても大事なポイントだね。それは、もし画像が表示されなかったり、目の不自由な人がスクリーンリーダーという音声読み上げソフトを使っていたりする場合に、画像の代わりに読み上げられる「説明文」のことなんだ。

これがあるおかげで、誰もが情報から取り残されないようになるんだよ。

ユーザー体験の向上

リンクと画像を効果的に使うことで、ユーザー体験(UX:User Experience)を大幅に向上させることができます。

ユーザー体験の要素説明
直感的なナビゲーション分かりやすいリンクで迷わない
視覚的な魅力適切な画像で興味を引く
情報の発見関連リンクで新しい情報に出会う
読みやすさ画像とテキストのバランスで読みやすく
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ユーザー体験って、具体的にはどういうことですか?

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簡単に言うと「サイトを使う人がどう感じるか」ということだね。使いやすくて、欲しい情報がすぐに見つかって、見ていて楽しいサイトは「ユーザー体験が良い」と言えるよ。

これから学ぶこと

この第2章では、リンクと画像の技術的な実装方法から、効果的な活用方法まで、段階的に学んでいきます。

  • リンクの基本 aタグを使ったリンクの作成方法
  • 画像の表示 imgタグを使った画像の挿入と設定
  • パスとURL ファイルの場所を正しく指定する方法
  • 様々なリンク メール、電話、ダウンロードなどの特殊なリンク
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なるほどー!リンクと画像って、ただページを飾るだけじゃなくて、使いやすさとか、いろんな人のことまで考えて使う必要があるんですね。なんだか奥が深い!

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その通り!技術を学ぶだけじゃなく、「誰のために、何のために使うのか」を考えるのが、良いWEBサイトを作る秘訣なんだ。さあ、準備はいいかな?まずはリンクの作り方から探検していこう!

第2章で身につくスキル
  • 技術的スキル HTMLのリンクと画像要素の実装
  • 設計スキル ユーザビリティを考慮したナビゲーション設計
  • 配慮スキル アクセシビリティを意識したマークアップ
  • 表現スキル 視覚的に魅力的なコンテンツ作成

この章では、たくさんの新しい概念が出てきますが、心配しないでください。一つ一つ丁寧に解説し、実際に手を動かしながら学んでいきます。もし分からないことがあれば、いつでも前のセクションに戻って復習してくださいね。

学習チェック

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